今では誰もが持つようになったスマートフォンですが、その人気に火を付けたのはAppleのiPhoneです。 これまでパソコンや携帯型音楽プレイヤーなどをリリースするたびに注目を集めてきたAppleですが、iPhoneを発表したときはそれらをしのぐほどの盛り上がりを見せました。
iPhoneによる新しいこと
その理由は、iPhoneが全てを内包しているからです。 たとえば、これまでインターネットで情報を探したりコミュニケーションを取るためにはパソコンが必須でした。 ノートパソコンは持ち運びが出来るものの、大きなバッグに入れる必要があります。 しかし、iPhoneはまさに手のひらに収まるサイズでノートパソコンと同じことが出来るのです。 パソコンの機能だけでなく、カメラを搭載していて音楽再生も可能という多機能さは一台のiPhoneさえ持っていればこれまで持ち歩いていた全てのものがいらなくなると言えるほどの衝撃でした。
さらに変えてくれたこと
変わったことは持ち歩くものだけではありません。 一台の端末にあらゆる機能が搭載されたことで、人々の生活スタイルも一変したのです。 従来は自分が何をするにも自分とごくわずかな周囲の人間にしか影響を与えることはありませんでした。 しかし、iPhoneがあれば読んだ本や行った場所、遊んだ友達などを写真に収め、SNSに投稿することで世界中の人に伝わり、フィードバックが得られるようになったのです。 場合によっては自分が世界的なムーブメントを引き起こすこともあるほどで、インターネットを通じて自分自身を世界に向けて発信することが可能になりました。
また、端末の性能が優れていることと世界中に多数のユーザーがいることで、便利なアプリが集まりやすいのも大きな特徴です。 生活に役立つスケジュール帳や目覚ましのほかに、趣味の時間を充実させることに加えて暇つぶしにもなるゲームなどを多くの選択肢の中から選べます。 iPhoneがあれば新たなハードウェアを購入せずとも常に新しいことを始められるのです。
スマートホームのためのiPhone
そして、HomeKitが登場し、自宅やオフィスを制御する方法として、iPhoneを利用する選択肢が追加されたのです。
iPhoneでできるようになることは今後、さまざまなものが増えるでしょう。しかし、HomeKitという機能追加は大きなイベントです。
まだ、スマートホームがピンと来ていない方は多いと思います。まだまだ、歩き始めたばかりです。
しかし、ここからあっという間にすごいスピードで普及し、だれもがiPhone(Androidではなく)で自宅やオフィスを制御していることでしょう。